なかなか難しい「いつになったらデジカメは写ルンですを超えるのか問題」

いつになったらデジカメは写ルンですを超えるのか問題 - CROOK


以下、写真機素人のあやふやな記憶に基づいていますので注意*1

ボタンを押してから撮影までが遅い

シャッター半押し時
デジカメ
「フォーカスエリアにある被写体にピントを合わせなきゃ!でもピントが合ってるかどうかは、ピントをずらしてみないと分からないよ>< よいしょ(レンズを前へ)うんしょ(後ろへ)どっこいしょ(前後前後・・・)・・・・よし!これで一番ピントがあってるっぽいよ!」
「あ、画面内の光の量も調べないとシャッタースピードを決められない><ちょっとでも外れたらCCD様が酷い目に・・・」
「ピッピッピッピ・・・・・」
「さぁ!これで準備オッケーです!」

写ルンです
「サーセンwwwwwおいらピントとかねーッスからwwwwwwwwwwwww」
シャッタースピード?んなの何時も一緒ッスよ何言ってんですかwwwwwwwwww」
「え?露出?んなの知らねwwwwww適当にネガフィルムのヤローにぶっこめば大体オッケーッスよwwww」


シャッター押下時(カシャッ)
デジカメ
ISO感度100!シャッタースピード1/500!レンズ絞りF8.0!焦点距離14.5m!シャッター準備OK!メモリカードの書き込み状況は?!・・・OK!シャッターおろしまーーーーーす!!!!!」・・・・カシャリ

写ルンです
「ただのバネ仕掛けッスからwwwwwポチっと来てバッキューーーーーーーンwwwwwwwww」*2

暗い場所でフラッシュ焚かないと手ブレがひどい

あとで書き足す

はたして写真の出来は?

デジカメ
デジカメの画像は普通にそのままプリントされる事は稀で、大抵の場合PCのモニタ上で微に入り細に入り閲覧される。
のでちょっとしたノイズやピンボケや白飛びも気になって仕方が無くなり、「何か画質悪りーなー写ルンですの方がマシじゃね?」とか言われちゃう事も。(あながち間違いでもないけど)


写ルンです
写ルンですで撮影された(露光された)ネガフィルムは大抵L版で直接プリントされ何となく観賞される。
良く見ればピントは適当で(どこにもピントは無いので当然だけど)、人の顔が真っ白に飛んでたり逆に暗く沈んでザラザラだったりもするけど、あくまで見るのは小さなL版のプリント上なので何となく写っていれば意外と気にならない。
現像時に露出不足/過多は専用機で補正されて業務用のプリンタで綺麗にプリントされてるのでかなり誤魔化しが効くのです。

まとめると

デジカメはとてもとーーーっても体が弱く繊細で、その上物凄い厳しい監視下に置かれたCCD(CMOS)様と言う方の為に一生懸命努力してるのでちょっとトロくて気が利かない様に見えるのです。
それに比べて写ルンですは、とってもマッチョで、周りからも甘やかされている高感度ネガフィルム様が相手なので何も考えずにちょっと手を動かすだけで仕事が完了してしまうので軽やかに見えるのです。



つーわけでシャッタータイムラグやらフラッシュ未使用時の画質に関しては所謂コンパクトデジカメの形態をとる以上は写ルンですに追いつくのは厳しいんじゃないですかね?あ、ノンフラッシュ画質に関してはFinePixF31あたりはかなり頑張ってると思います。それかD3を常時携帯すべし。


写ルンです的な利用形態と言う意味では、どうせ見るのはVGA程度の解像度の小さい画面の中、コンパクトデジカメより更に小さいCCD(CMOS)のお陰で当然パンフォーカス、と言う事で大部分は携帯電話のカメラへ行ったのではないかと言う非常につまらない話しになってしまった。

*1:逃げ

*2:これについては、本当に単純なバネ仕掛けなので、最高級の一眼レフカメラと比べても、押してからシャッターが下りるまでの時間は早いのです。確か朝カメか何かでF5あたりと比べてた。