GREE Labsさんの勉強会

仕事帰りに、第9回 オープンソーステクノロジー勉強会に行って来た。
以下厨臭いメモ

概要
1. 「DSASのいろいろ」ひろせ まさあき氏 (KLab株式会社)
 Linuxのロードバランサ(LVS)をはじめとして、オープンソースを多用しているネットワーク/サーバインフラ「DSAS」の、あれやこれやをご紹介します。
 http://dsas.blog.klab.org/

2. 「LVSApache 2.2.4のいろいろ」こじま わたる(グリー株式会社)
 LVSと先日リリースされましたApache 2.2.4の変更点等を合わせてウェブサーバの負荷分散について解説します。

今回のメインは、1.のDSASと言うインフラシステムの構成や思想について、の方で、L2SWから各種サービスからそれぞれのサーバのNICまで、ありとあらゆる所を多重化して何処かが落ちた時には即座にサービスを切り換えられる仕組みとか、ネットブートで新規サーバをでっち上げてDRBDで同期してる輪に突っ込んで直ぐに実戦導入出来る仕組みとかの説明。
ほぼ全てをLinux上でOSSを組み合わせて実現してるらしい。


複数サービスのデータを複数サーバ内に混在させて必要に応じてUP/DOWNさせる事でより柔軟な負荷分散を実現してるらしい。
同期はDRBDを使ってるらしいが、逐次更新があるサイトなどでの同期のタイミングと言うかリアルタイム性なんかはどんな感じなんだろうか?
今はインフラ周りは自分の仕事ではないが、負荷分散用のミラーサーバ同士で*/5のcronでrsyncを動かすと言うなかなかイケテナイ構成のシステムがあったりするのでDRDB試して見たい。
あと、全コンテンツを全サーバに同居させるのは良いけど、やっぱりデータストレージ用サーバは別途置いてあるんだろうか?


最近は現役でシステム構築することは無いけど、話の内容は大体分かった。少なくともPerlフレームワークの話よりは。
で、云々為になったと思いながら昔チラ見しておいた"MySQL の負荷分散に LVS + keepalived を使う - naoyaのはてなダイアリー,「LVS」を含む日記・キーワード・あしか・掲示板 - naoyaグループ"あたりをもう一度読むと、自分でも何かした気になってより為になった気がする雰囲気を味わえて良い。

当然ながらLVSLinuxじゃないと実現出来ないわけだが、似たような仕組みはFreeBSDでもあるのかな?
/usr/ports/net/keepalived
は一応有ったけど。

  • 追記

/usr/ports/www/pound
LVS的な機能は実現できるらしい(こっちのが先?)
Poundで作るロードバランサとSSLラッパ (1/4):実用 Apache 2.0運用・管理術(5) - @IT
まぁ元々BIG-IPのOSがBSDなんだから出来ない事は無い罠・・・と思ったらVer.9から中身がlinuxなの!?


参考URL:
http://www.klab.org/dsas/index.html
似たような仕組み?:
HeartBeat
Ultra Monkey


って、多分今回の話の元ネタっぽいのがまとめられてた>>http://neta.ywcafe.net/000639.html


また、以下が参考文献で挙げられてた。CDN云々の方は知らなかったので見てみる。

CDNプロトコル入門

CDNプロトコル入門

サーバ負荷分散技術

サーバ負荷分散技術


六本木ヒルズはまだイルミネーションがテカテカしてた。
あとvistaの広告が大々的だった。