篠原美也子『The night of the 30's last 「pulse」』@Shibuya O-WEST

篠原美也子の30代最後の夜記念のバンドライブ。
特に事前情報は無かったがオールスタンディングであった。まぁO-WESTに300人以上入ってたからな・・・
EASTだったらもうちょっと余裕はあったんだろうけど、一杯の箱内のかなり後ろの方からずっと立って見てるのは朝まで飲んでいた身にきつかった。

セットリスト

  1. limit
  2. 満月
  3. 名前の無い週末
  4. 流星の日
  5. flower
  6. Dear
  7. maybe
  8. split
  9. ひとり
  10. Time will tell
  11. 愛している
  12. afterglow
  13. Stand and Fight
  14. Passing
  15. 秒針のビート
  16. 逆光
  17. pulse(未発表曲)
  • Encore
  1. 誰の様でもなく
  2. DOWN
  3. 前夜〜Heavy Night〜
  4. Journey
  5. ナイーブ(未発表曲)
  • Encore2
  1. Happy birthday to あたし
  2. 1030(未発表曲)
  • Encore3
  1. 422

珍しく予定外?の再々アンコールでもバンドメンバを呼び出して〆。
最後はWS優勝時の田口の様に龍之介君をだっこして挨拶。やっぱりそれに感化されたのだろうか?格好良かった。


次回は表参道FABでクリスマスライブをやる、と言うのは良いがペアチケットオンリーと言う暴挙はどうよ?
もてナイ、金ナイ、受からナイの三重苦持ちのファンに対して「何ならペアチケット買って一人で来ても良いよ。」とは!(怒。
チケットの売れ行きに反した当日の空席の多さにびびるが良いさ!

名前の無い週末

で、「満月」〜「名前の無い週末」の流れでなんだか感情が高ぶってウルウルとしてしまった。
「名前の無い週末」は普通に良い歌だとは思ってたけど、そこまで思い入れがあるわけでもなかったんだがな。

思い出したら悲しくなるから 早く忘れてしまおう
交わした言葉もまなざしも誰かのものだった
つまらないことがうれしくて勝手に育てた恋心
週末の夜なのに 溜め息ひとつついた


浮かんではまた消えて行くはやりの歌のように
右から左へやり過ごしてしまえたらいいのに


週末の街は華やかで人はまるで河のように
街のかたちのままにどこかへ流れてく
ちゃんと息もしてる 足も動く まだやれる
届くことない思いを両手に抱きしめて


何を言っても愚痴になるから こんな時はひとりで
週末の夜だけど誰にも会わずに
思い続ける強さと あきらめる勇気の
隙間で泣いている 名前の無い夜をひとり


思いのままに走れば誰かを傷つけてしまう
何もなかった顔でどこまで行けるのだろう

俺キモスwwwwww


で、終わり間際の「逆光」の格好良さに参った

時々何にも聞こえなくなって
あたしはあたしを見失うから
夜明けが近づく窓のそばで
鼓動に耳をすまして光を待つわ

何をしても報われない
気がして立ち尽くす時もあるけど

さあ太陽を背中に従えて
当たり前をくり返しに行こう
笑ってばかりいられやしないけど
わかっていたはずだ 簡単じゃないことくらい

・・・

何を証明しようとしてるんだ
誰に証明しようとしてるんだ
頑張って頑張って大丈夫大丈夫
聞き飽きて 言い飽きて むなしくなるけれど
目を閉じないで

今太陽を背中に従えて
長い影と向き合って行こう
笑ってばかりいられやしないけど
わかっていたはずだ 簡単じゃないこと

さあ太陽よ 背中から照らせ
逆光のシルエット 光を放って
逆らって 戸惑って つまづいて 立ち上がって
敗れ去って また立ち上がって
わかっていたはずだ 傷つくことも 傷つけることも
届きそうになくてもあきらめないことも

歌詞の解釈が、この世に生まれてきた時点で「わかっていたはずだ 簡単じゃないことくらい」「わかっていたはずだ 傷つくことも 傷つけることも 届きそうになくてもあきらめないことも」な歌だとこないだ感じたんだけどどうなんだろ?

春のライブの映像は何時まであるんだろうか?
知らない人にも見てもらえば結構宣伝効果も高いと思うけどな。
しかし、バンドライブで客席が全部座ってると確かにカメラが引いたときに異様な光景に見えるな。